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中国茶のチカラをあなたに「御茶福通信」バックナンバー

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            '05 2/18
中国茶の力をあなたに! 

         |御|茶| 福|通|信|      VOL.13                 
◎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◎
 配信解除はこちらへ≫  info@ochajikan.com

               ○
雲南省からもお茶が入荷して、そろそろ中国の会、開きたいな、
と思っていた丁度そのとき、電話のベルが”りりん”。

「あの、そちらで、中国茶の会って、やっておられますよね。」

茶会に参加したいという、初めての方からのお問い合わせ。
そして、ちょうど同じ日の夕刻7時、こちらもお茶の会に参加したいと、
訪ねてこられる女性あり。

ちょうどよかった、それじゃあ、来週あたりに会を開きましょう。と。
前回参加の方にも声を掛けると、こちらも、中国茶が飲みたいね、
と話していたところだったそうです。

しばらくおやすみしていた茶会ですが、こんなふうにして、
自然に時が満ちるように、
南船場の小さなお茶時間スペースで開かれたのでありました。

               ◎○
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
◎○ 特集 中国茶の会で、試飲していただきました。
○◎
・「雲南毛峰」   匂い立つオリーブグリーンに、気持ちグラッ。
http://www.ochajikan.com/04fl/unnanmoho.htm
・「文山蜜火香茶」 頼もしい口感に、 えっ!? 
http://www.ochajikan.com/01tiwan/Mrtei/mitukakoucha.htm
・「杉林渓・冬」   こちらは、くらッ! と、ひっぱりこまれて。
http://www.ochajikan.com/01tiwan/kozancha/sugilin.htm
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        ○              
       ○
     ○
  ○「雲南毛峰」 イメージ:春の野に若菜つむ。 ?!  
○  http://www.ochajikan.com/04fl/unnanmoho.htm

中国緑茶というのが、TVのCMで話題になったりしましたが、
実際に呑んでみると、
「………。」の方が多かったのではないでしょうか。

日本の煎茶のような、まったりとろとろ系ではありませんから、
日本人が期待している緑茶とはちょっと違うし、
色も味もことのほか薄いです。

ロンジンなどの高級品の茶葉の美しさは感動的ですらありますが、
やはり食生活の違いからくるんでしょうか、
毎日呑み続けたいお茶とは言いがたいものがあります。
とくにその高価さを考えると。

そんなこともあって、緑茶には手が出しにくかったんです。
ところが、この「雲南毛峰」にであって、○
                 ○
  気持ちがぐらッときました。○
              ○
若々しいオリーブグリーンの茶葉は、とても美しい、けれども
おすましではなくて、ナチュラルでおおらかな魅力。
あじわいも外見そのまんま。
今回の中国茶の会、最初のお茶には
この若々しい緑「雲南毛峰」を選びました。

◎試飲
茶葉5グラムを茶則にとって、
5名の参加の皆さんにじっくりみていただきました。

茶葉の色はオリーブグリーン。葉が内側に丸まって、
白っぽい柔毛で覆われた裏側(毛峰系のお茶の特徴)が
表になっているので、
白っぽい緑、オリーブグリーンにみえるんです。
やさしく、おいしいそうな色です。

有名な中国緑茶「龍井」(ロンジン)のような精巧さはないけれど、
ふんわりとしたナチュラルな茶葉は、
とても好感が持てます。香りも高く、期待を高めます。

蓋碗に茶葉をいれ80℃くらいにさました湯を注ぎ、
1分半ほどで注ぎ分けます。
どうです、色も味もちょうどよく出ているでしょう。

「甘くて、おいしい!」と声を上げたのは、
はじめて、中国茶の会に参加された浅井さん。
甘さと、香り、緑茶ならではの程よい渋みがしっかり出ていて、
「ロンジンよりもずっと好き」。○
              ○              
            ○
雲南毛峰に出会って「びっくり」したそうです。○
                    ○
50g800円というお値段も魅力のよう。○

甘いですね、という声は、多かったのですが、
まったり甘いというよりは、
中国緑茶らしくキレのある味わい。
甘みが、しっかりとしたお茶の味わいで裏打ちされている、という感じ。
とても緑茶らしい緑茶です。

始めて中国緑茶を口にする方にも違和感がないようで、
参加のMZさんは、
「お菓子に合うお茶」ですね。

同じく初参加のFUJI さんにも ○
1煎目「さわやかで力強い」、○
2煎目「濃厚な味わい、○
    上品な渋み」○ と、的確に表現していただきました。

この雲南毛峰、googleでインターネットの検索をしてみた限りではも、
まだ数社しか扱いが無いようです。

   ○チャイナティーネットワーク主催者の平田氏が、
 ○オールアバウトジャパンで
○「絶対にお勧めできるおいしい茶ですね」と、
大変気にいって紹介されています。

実際に飲んでみて、ほんとうに”当たりイ!”の、お茶、
日本人好みの中国緑茶であります。
http://www.ochajikan.com/04fl/unnanmoho.htm

    ○              
    ○
    ○
  ○ 「文山蜜火香茶」 :料理にもあう強さがあるね。
○   http://www.ochajikan.com/01tiwan/Mrtei/mitukakoucha.htm
最近、「蜜香緑茶」という台湾のお茶が
ネット上で話題になっているのを見かけます。
お茶にとってはもともと害虫であったウンカを逆に利用して、
蜜のような甘みを出した緑茶、ということなのですが、
いままでは、このタイプのお茶は発酵度の高い
「東方美人」しかありませんでした。

ウンカにかまれるとお茶の芽は成長を止めてしまいます。ですから、
収穫量が大きくダウンするわけです。しかし、
この自然のなせる技によって、
普通のお茶には無い独特の、蜜のような甘みと
香りをかもし出すことが出来るのです。

収穫量は減るし、
ウンカを生かすためには自然農法でなければならず、
1年に1回しか収穫できない、おまけに、芽の部分を摘むので手作業。
とても贅沢なお茶、
しかしそれは台湾にしかない「特別のお茶」なんです。

この、東方美人の特別な作り方を、発酵度の低い茶にも応用して、
ユニークなお茶をつくれないか、
そんな探求のなかから生まれたのが、
ウンカの食害を受けた茶を原料にした緑茶「蜜香緑茶」でした。

台湾の茶葉改良場の技師が研究していたものをもとに、
台湾花連県の高茶師が数年前に開発したものだそうです。
蜜香緑茶のほかに、蜜香烏龍茶、蜜香紅茶というのも開発されています。

それならば、蜜香包種茶もあってもいいですよね。
(包種茶というのは烏龍茶より発酵度の低い半発酵茶のことです)

というわけで、文山包種茶作りの名人、鄭さんは、蜜香緑茶をヒントにして、
発酵度10〜20%の蜜香包種茶の開発にチャレンジ。

   ○微妙な発酵の味わいと蜜香を調和させた味わいを生み出しました。
 ○ポイントは高温で焙火をして、「火香味」を出し、
○独特の風味と「口感」を持つお茶に仕上げられていること。

さっそく中国茶の会の皆さんと試飲してみました。

こういう響きのあるお茶は、磁器が良いと思いますので、
蓋碗でいれてみました。

お茶の葉は、褐色と白っぽいグリーンが混ざった感じなのですが、
100℃の熱湯を入れ、1分弱、
おいしそうな、飴(あめ)色の茶湯がはいりました。

さっそく試していただくと…
    ○              
    ○「あっ、ワタシ、好きかも知れな〜い!」という
    ○  歓声があがりました。

独特でしょう。その口感! 口に含んだときの感触がとてもいい。
独特のストロングな感覚とソフトな甘みが調和して。

   ○「甘みの後で、心地よい苦味が走る」と 
メモしてくれた出口さんは、
 ○「中華料理をたべたときに、ぴったり合いそう」。
○                         
発酵度は同じでも、文山包種が70℃の低温で2時間焙火するだけなのに対し、
蜜火香茶は、同温度で4時間焙煎した後、
さらに、110〜120℃の温度で、1時間弱焙火します。
このあたりに、風味の秘密がありそうです。

もともと生産者の鄭さんはこのお茶を「昭君茶」となづけました。
「夏の乾燥、高熱、ウンカの食害という厳しい環境の下、
農薬の使用も一切なしに育った「不屈の茶葉」を原料とすることから、
この勇ましい名前がついたようです。

今回あえて「文山蜜火香茶」という名前にさせていただいたのは、
製法の面の特色で共通するところのある
「蜜香緑茶」から連想できる名前にしたかったこと、
蜜の甘み、火香、独特の口感を持つお茶の特色を、
「蜜火香」という言葉で表現できると思ったこと、
そして、文山包種茶で有名な文山地区の名を冠したかったことによります。                     
http://www.ochajikan.com/01tiwan/Mrtei/mitukakoucha.htm
      ○
     ○
   ○  「高山茶 杉林渓・冬」   こちらは、くらッ! 
○     http://www.ochajikan.com/01tiwan/kozancha/sugilin.htm

標高1700mの高山のめぐみ、杉林渓(さんりんけい)については、
前回も紹介させていただきましたので、
詳しい説明は省かせていただきますが、
やはり茶会の締めくくりとして、正統派のこのお茶は外せないな、と、
あらためて、ご出席の皆さんに味わっていただくことにしました。

正統派の台湾青茶(半発酵茶)なので、おいしいね、でおわるかな、
と、店長は予想していたのでありましたが…

ところが、まさに、このお茶こそ、クラッとくるほどの、
強い衝撃を与えたのでありました。
とくに、はじめて本格的な中国茶を口にしたという、
岡村さんは、口にした瞬間、
    ○                   
   ○ くらッと、酔いに似たものを覚えた
  ○                   
ということであります。
そして煎を重ねるごとに、「いろいろに楽しめた」そうです。

FUJI さんからも「味の変化がたのしい」とコメントをいただきました。

そして雲南毛峰に強くひかれながらも、本来青茶ファンという浅井さんは、
「花のやさしい香りがする…やみつきになる好きなお茶」と
杉林渓を評しています。

出口さんは ○                         ○
     ○「やわらかくて、フワっとした感じがよかった」。 ○
    ○                         ○
店長のワタシも改めて驚いたのですが、この杉林渓は、何煎いれても、
ずっとおいしい味わいが持続するのです。
                  ○
「ええッ? まだまだおいしい!」、○
「ずっと出る!」という 感嘆符がいっぱいでした。
               ○  

6人で5グラムしかつかってませんが、軽く7煎は出て、まだ余裕。
25グラム1200円と高価なお茶ですが、しかし実は経済的なお茶です。
一人あたり1グラムとしても48円で、何杯も呑めるんですから。

ああやっぱり、と、台湾高山茶の値打ちを再認識しながら、
お茶会は終盤を迎えました。

最後に、MZさんが見事にまとめていただいたのでコメントをご紹介し、
締めくくりとさせていただきます。
「今日は、じっくり3種類のお茶を味わうことが出来ました。
料理には『蜜火香茶』、お菓子に合うのは『雲南毛峰』、
お茶そのものを楽しむには
『杉林渓』、という感じですね。」
http://www.ochajikan.com/01tiwan/kozancha/sugilin.htm
みなさんもぜひ体験してみてください。

<中国茶の会に参加して…参加者の方のご感想いただきました。>
http://www.ochajikan.com/55info/teaparty050209.htm


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 
◎○ お茶福のーと
○◎
いやあ、お茶会って、いいものですね。みんなで飲むとまた
新しい発見があったり。
お茶請けも簡単なものを出させていただいただけなんですが、
これもまたタノシイ。

ドライフルーツ(房ごとの干しぶどう)に、くるみ、
ミニえびせん、うぐいすもち風の和菓子と、変わったものではありませんが、
中国茶と一緒に味わうと、これまたオイシイ。

初対面の方同士も打ち解けて、中国茶でリラックスできたと、
ご出席の皆様にも喜んでいただけました。
ゆっくりペースでまたこのような機会を設けて生きたいと思ってます。

                           店長 近 藤


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