| 香りはフルーティにして、味わいには、どこかドライなところがあります。
玉蘭香とは、ハクモクレンの香り、という意味。
鳳凰単叢は春茶が主体ですが、この雪片は、一年に一度だけ、
冬至を過ぎた頃に摘む希少なお茶です。
当然大きく育った茶葉なので、味わいもフルボディ。
さっぱりとしていながら、バックボーンに力強い味わいがあります。
この雪片玉蘭香、たとえようのない甘い香りをはなつのですが、こびがなくて、
ぜんたいとしては、 男性的な雰囲気を持っています。
淹れ方としては、まず洗茶をし(最初に注いだお湯をすぐにすてる)、
次に、浸出時間を短くして(20秒以内)、サッといれるのが美味しく入れるコツです。
この中国茶、鳳凰単叢(ほうおうたんそう)の1種なんです。
鳳凰単叢というと、難しい名前なので初めての方はとっつきにくいと思うんですが、
とても有名で、おいしくて、重要な、半発酵茶なんです。
お茶産地として歴史も古く、宋の時代から大切にされてきたお茶の樹から、
今も収穫され、お茶がつくられている。そして、この歴史的なお茶の樹や、新たに移植された樹から、いろいろな味わいのする多様なお茶の品種が育てられて、それはそれは、面白い香りのするお茶がつくられているんです。柚花香も、その一つ。中国茶に興味がある方なら、鳳凰単叢は、ぜひとも呑んでみる価値のあるお茶です。
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